「それは勿論わかってますよ。だからユキさんには本当にいろいろ感謝してます」


電話でも俺は一人で平謝りした

「まあ、私の仕事が減ったから全然いいんだけどねー」


あっはっはと、オヤジ臭い笑い方をしていた


つくづく上司がこの人で良かったと思う


「まあ、何はともわれ、今日の資料訂正はこれで終わりだけど明日からもずっとこの調子で山積みだから、 」


「はい。分かってます」


「まあ、ヨキ君が選んだ事だから今は口出しはしないけど」


「ありがとうございます」


「いい結果になる事を期待してる」



「頑張ります」


「じゃあね」


プッ


12月23日3時。








ーーーーーー後一週間。