最高寿命二週間の生活記録



思わずそのお願いを引き受けてしまった



隣でピョンピョン飛び跳ねて喜ぶ薫さん


「あ、そういえば私に聞きたい事とかないの??」



「あ!!」


俺とした事が薫さんのペースに呑まれて
何も聞けてなかった。


「残り三十分を切りましたー。」



ニヤニヤしながらヨキは時計を見せびらかす


ああ、やはりコイツはいつの時代もうざいんだな

質問したいことは沢山あった筈なのに

サーっと忘れてしまった

アタフタしている俺を見て薫さんは



「幸太君はさ、恋人とかいないの??」


「え??...」

え、最後の三十分を恋話に、使う気ですか?

はてなマークを浮かべている俺にきづくやいなや



「あ!いや、恋話をしようと思ったんじゃなくて」



「私好きな人と振られて別れちゃったからさ、後悔したけど、ね」



俺は昨日のお姉さんの言葉を思い出した

"好きな人と過ごして欲しい、私は好きな人に振られたからできなかった"