『どうせ夢だし
まあ当てられるはずもないだろう
まあ当てても信じないけど、
俺の夢なんだから自由自在にできる、人物構成すら、って感じかな??』

「、、、」
思わず言葉を失った
だめだ、これは夢だ
動揺する事はない
俺は深呼吸をして相手をまっすぐ見た


『はあ、仕方ないじゃあ下を見てご覧』

ん?下??
スーツのお兄さんがはにかみながらしたを指でさしてきた

下を見るとそれは


「俺の、、部屋」

俺の部屋が真下にあった
幽体離脱ってこんな感じなのかな、
なんて考えながら
ベットで布団に車くるまって寝てる俺を見た
ああ、俺こんな寝顔してるんだ、

『多分幸太君をいまどんなに何を言ってを君は起きたら夢として扱うんだろう。
だから君の机にこのバッジをおいとこうか』


とスーツにつけていた弁護士ばっちと少し似ているバッジを俺の部屋の机においた


「あの、そのバッジ外していいんですか??」

『??』


目を真ん丸くして俺を見てくる

「いや、なんか高そうだから」


『あー、』

と、言いながら、参ったな、とつぶやいてぼりぼり頭を掻く

『まあ平気さ、また貰えばいいし、それに君にこうやって説明するときはいつもバッジを置いて行くんだ』

「いつも??」
俺がこんな夢を見るのは初めてのはず

『ああ、君の予知能力は君が山田幸太になる前からもっているんだ、詳しくいうと確かに前前前前前前世からだね、だから七回目だね』

と数えながらうろ覚えっぽく言ってきた