「恵、ごめん」 そうとっさに頭を撫でようとした 「ーー触らないで」 初めて恵に拒絶された ああ、別れるってこんな感じなんだ ーーこんな痛いんだな それから俺は謝ることしかできなかった 恵は暫く泣いた後 「ごめん、今は放っておいて欲しい。時間を頂戴」 そう俺の顔を見ないで言ってきた 「ーー分かった」 なんて言ったらいいか分からず 俺は了承し 恵の家を後にした 気付けばもう時計は0時を過ぎ日にが変わっていた 12月18日0時05分