息を呑んだ
こんな目の前で楽しそうに話してる恵に
言わなきゃいけないのか
喧嘩すら今までしたことないのに
別れようなんて言ったらどんな顔をするのか
「幸太君???」
心配そうに恵は俺の顔をジッと見つめてきた
「どうしーーー」
「別れよう」
思わず顔をそむけてしまった
ああ、今どんな顔をしてるのだろう
「え?どうして、いきなり」
「なんか、ほら、そろそろ俺大学生になるし、こんなダラダラ付き合ってても意味ないっしょ」
心臓が痛い
「どうして、そんな言い方......するの??、」
悲しそうな声で言ってきた
思わず泣きそうになる
だめだ
ーーー堪えろ、泣くな、
「ねえ幸太君。」
「そろそろ限界でしょ」
「限界って??」
「もう、いいじゃん、ほらお互い進路違うんだしさ、続ける自信なんてないし」
ーー違う、恵、ごめん、ごめん
ふと恵の顔を見ると
泣いていた

