「明日は何をする予定なんだ?」
え?と言わんばかりに俺は顔をあげた。
「え……っと。特に決めてないです。気ままに散歩でもしようかなって。」
「散歩かあ。……そういえば。薫が発見されたのも道端だったなあ。」
そういえばそうだった。
薫さんも最後散歩してたんだ
さすが前世。
考える事は同じか
「……薫さんは最後。白線ゲームをしていました。」
「白線ゲーム??」
「はい。どこの道路にもある白線の上だけを歩く小さい子が良くやってる遊びです。」
「あー!!」
思い出したかのように亮さんは目を見開いた。
「そういえば薫よくやってたよ。小さい頃から。鼻歌を歌いながら。」
「薫さんって幼い性格でしたよね。」
「そうそう。根暗なくせにわざと薫は周りのこに元気な子として振舞ってたよ。それは大人になっても変わらなかったなあ。」

