「……うん??どうしたの?幸太君」
手をつないでる方の恵の手が震えているのが分かった
大袈裟なんじゃないかってくらい
恵の肩に力が入って肩が上がっていた
「俺また最低なこと言うけど……聞いてくれる??」
「……うん。聞くよ。ちゃんと聞く。」
言っている言葉と反対の態度をとる恵の体は
小動物のように怯えていた。
きっとヨキだってこんな事を言って知ったら呆れるだろうか。
誰だって
俺の考え方の味方をしてくれる人はきっといないんだろう
“素直になりなさい”
“最後まで傍にいてあげて欲しいの”
その言葉を思い出して
そっと口を開いた
「後一週間だけ。俺の傍に居てくれませんか??」

