2月16日 少し遅いバレンタインデーチョコと “……本命…だから、でも、えっと、卒業式まで、返事しないで” そんなおかしな頭にハテナしか残らない告白に満更でもなくて 嬉しくて即返事をしたかったっけ。 ーーーここで俺らの関係は始まったんだ。 だから、もし終わるなら 今日告げるはずの事実も この坂で言いたい。 そう突然思った 「ーーー恵。」 恵は察したかのように さっきまで柔らかい表情をしていたのに、 難しい顔をして俺から目をそらした