十分位電話した
用件はまあ予想はついていたが遊ばないかと言う事だった
悩んだが俺はオーケーした
まあどうせ家に居てもやることが無いし
たった二週間しかないのに
これでいいのか?
ってふと思ったけど
無意識にため息を着いて支度を始めた
リビングから自室に戻ると
ふと机に目がいった
―――ああ、本当だ、
高そうなバッジが机においてあった。
思わず足の力がよろよろとぬけて尻餅をついた
ああ、ダッセーな、
手が震える
実感したくなかったんだ
なんとなく
夢オチで終わるような気もしてたんだ
いいように物事を捉えてた
バッジがなかったら健太に夢の話をして笑おうと思ってたんだ

