「こーちゃんは?おデートかな?」
ニヤニヤしながら母さんは言った。
「うん、まあ、恵と水族館いってくる。」
「ベタだねー。」
「ほっとけ。」
「避妊はちゃんとするように」
「そんな行為はしません。」
本当にこの人はデリカシーの欠片もない。
「まあ、仲直りして何より。 こーちゃんプレゼント何買ってあげたの??」
「......あ。」
忘れてた。
しまった。という顔をするとそれに気づいた母さんは
ため息をした
「本当にダメな息子だわー。お母さんが恵ちゃんだったらガッカリしるわー。」
クリスマスなんてそれどころじゃなくてつい一昨日まで忘れていたんだ。
仕方ないじゃないか。
そんなことも言えず
ムッとして黙っていた。

