それが我儘かもしれないけど
嫌で苦しくて仕方ないんだ。
家に着いたら自分の部屋に入り
ベットにダイブした
「...幸太君ってさ、」
「あー？」
ヨキは寝っ転がってる俺の隣に座りながら
携帯をいじりながら俺に話しかける
「女々しいよねえ」
「うっさい。」
自分でも最近女々しいなと思うよ、
自覚はしてるよ
...でもどうしろと。
「なあ、ヨキ」
「...なに？？どうしたの？」
「亮さんとの電話も聞いてたの？？」
「もちろん、」
キリッと得意げにいう
...傍からみたら気持ち悪いお兄さん以外の何者でもないけど
「亮さんは生かされた人は死んだ人との出会った時間は何十分の一になるんだって言ってたじゃん？」
「まあ、少し違うけどそんなこと言ってたね」
「亮さんは薫さんの事、少しは忘れてしまったのかな」
