俺は急いでラーメンを口に詰めたこんだ
時計を見ると22時を過ぎていて
ファミレスを出た
「別に気にしなくていいのに」
そうクスクス笑う恵はどこか嬉しそうで
「恵のお父さんに怒られるから!」
そう言うと恵はやっぱり笑ってた
恵を家まで送り届けると恵の家はいつも、明かりがついているのに今日は真っ暗だった 。
「あれ、御両親は??」
「昨日、30日まで帰ってこないって言ったじゃん」
ああ、
そう言えば言ってたっけ
忘れていた
こんな急がなくて良かったのか
あからさまにガッカリしている俺をみて恵は
「いえばよかったね。ごめんね」
いやいや、悪いの俺だし
「別に平気ー!」
少し大げさに明るく言ってしまった
「ねえ幸太君、明日水族館行こ?」
「ああ、去年行けなかったしな」
「うん。」
ファミレスの時から
思っていた事がある
「ねえ恵。明日でもう会うの最後にしよう」
さっきまでの笑顔は消えて
目をまん丸くする

