最高寿命二週間の生活記録



それでも
もう恵から逃げる事が出来ないのだろう
俺は躊躇いながら
夏でもないのに汗をかきながら
恵をまっすぐ見て言った


「俺、恵が思ってる通り、そろそろ死ぬんだ」


そう言うと
我慢していた涙が
ポロポロと恵の瞳から流れ始めた

俺最低かも。
目の前で好きな彼女が泣いているのに
こんなにも安心してしまうなんて。

安心したからなのか
俺の目からも
涙がこぼれ落ちた




「どうして、幸太君が...どうして」


そう恵は
小声で何度も言っていた

俺は恵のとなりに座り
ごめんな
と言いながら頭を撫でてやることくらいしか

してやれなかった。



ヨキはいつの間にか俺の前から
姿を消していた。