最高寿命二週間の生活記録



学校に着くと
もう山田くんは当たり前だけど教室にいて

ほらまたぎこちない笑顔で
みんなと話していた


さっき見たあの笑顔の方がカッコイイのにな
と思っていた

席についてぼーっと山田くんを見ていると

視線に気づいたのか
目が合った
ビクッとして
私は急いで小説を取り出して読んでいる振りをした


これじゃまるで私が片思いしているみたいじゃない


けして好きなワケじゃないのに
なんで最近の私はこんなぎこちないのかな

きっと
ただ、いきなりの山田くんとの
接触で
たまたま
なんとなく
好奇心で山田くんのことが人として気になっているだけだもん

そんな馬鹿みたいな言い訳を
自分の中で言い聞かせていた


そう。これはきっと好きって感情ではない