幸太君とは
中学一年と。中学三年の時に同じクラスになった
中学三年生の夏。
きっとあの時には好きになっていた
ーーー
夏休み前。
私はいつもどうり長い坂を上り家へと向かっていた
登って下る坂を
いつも削れないかなとかくだらない事を考えていた
どうせ、登っても下るなら坂なんていらないじゃん
そう私は何回思っただろう
「いっその事エスカレーターでも付けばいいのに」
「え?エスカレーター??」
ん??
クルッと後ろを振り向くと
山田くんが真後ろにいた
「...............!?!?」
独り言を言っていた筈なのに
クラスの男子に聞かれた
恥ずかしくしかたがなかった
私は足を止めて黙って山田くんを見つめた
というか私は硬直してしまっていた

