わかったとは言ったものの。
携帯を開くと
恵からメールがあった
ーーーー
突然家に押しかけてごめん
何回も連絡してしまって本当にごめんなさい
連絡ください。
ちゃんとケリをつけよう?
ーーーーー
馬鹿だな…
恵が謝ることなんて何一つ無いのに。
ケリをつけるって事は
別れるってことなのかな
あー、女々しい
俺から振ったのに
もう、早く連絡しよう
ずっと携帯とにらめっこしても意味が無い
俺は勢いにまかせて電話をした
しばらく鳴ったあと
恵が出た
「…幸太くん??」
何故か久しぶりに感じて
自然と口元が緩んでしまった
「うん、連絡返せなくてごめん」
「平気だよ。こちらこそ、あの時直ぐに結論を出せなくてごめんなさい。…明日、空いてる??」
恵の言い方は少し冷たかった。
それはそうだよな、
もう恋人じゃないんだもんな、
「明日?うん、空いてるよ、何処で待ち合わせする??」
「…私の家に来てもらっても。いいかな??」
「あれ?まだ御両親帰ってきてないの??」
「30日に帰ってくるみたいだから。」
「そっか。分かった。明日じゃあ13時にそっち行くわ」
「うん。じゃあね、」
プチ、
やっぱ、お互い素っ気ない
別れるってこんな感じなんだろう
やっぱ、寂しいもんだな
ーペナルティとして、消されてしまっても、それでも素直に言ったら彼を泣かせずに済んだのかもしれないなって、何故かそう思うのー
ーだからね、幸太君、大切な人がいるなら、無理やり突き放さずいっそのこと素直に言ってみてあげて欲しいの。ー
その言葉が。
ずっと頭にこびりついてた

