ーーーーー薫目線
あたりには泣く人ばかり。
私と死神さんは適当にベンチに座りみんなを見ていた
「あ、あの子私の事苦手だったのに私の告別式なんかにきてるー!!」
「薫ちゃんも嫌われることあるんだ??」
「ない筈ないでしょー!!!」
もう私が死んで6日経っていた。
あれから幸太君から連絡は来ていなくて
私は49日を満喫していた
「ねえ、死神さん。本当に49日ってあるんだねー」
「まあ、本人の希望によってはだけどねえ」
なるほど、自由ね
私が焼かれて
煙突から煙が出ていた
想像以上に告別式の、参加者は多かった
お父さんとお母さんが一番泣いてるなあ
でもそれに負けずと亮ちゃんも泣いていた
「ねえ、死神さん」
「ん??」
「なんか、あっけないね」
煙突から出ているけむりを見る度に
あっけないなと思った
焼かれて終わりなんだなって
こんなにみんなの中に紛れているのに
誰も気づかない
なんか不思議な気分だった
「そんなもんだよ。ねえ薫ちゃん」
「なあに?死神さん」
「幸せだった??」
「もちろん。」
私は迷うことなく答えた

