「今の内に降ったほうが彼女のためになると、俺は思うんですけどね。」
「どうしてだい??」
「だって、そっちの方が、彼氏を亡くしてしまった悲劇の子にならないと思うしそれに、そっちの方が恵が前に進みやすいと思うんです」
「逆だよ。きっと彼女はなんらかの違和感を感じてるはずさ。その違和感を解消できないまま大晦日を迎えて
幸太が死んだら彼女は後悔すると思うけどね
あの時その違和感をちゃんと本人に問い詰めてでもいいから聞くべきだったと。
なぜあの時幸太はいきなり別れようなんて言ったのか、幸太に何があったのか、ずっと分からないまま後悔したまま過ごす事になると思う」
「……亮さんがそうだったんですか??」
そう聞くと少し間を空けて答えた
「そうだ。」

