サウナにもルールと作法が有りますがこれは後述します。

 十分入浴を楽しんだ後、最後に必ずシャワーを浴びて下さい。

 シャワーは必ずしっかりと止めましょう。

 時折ポタポタと出ているシャワーが有ります。

 自分が使ったもので無くても笑顔で閉め直しましょう。

 この時笑顔ならば印象は良くなります。

 しかし怖い顔をしたら、その席を使っていた人の気分を害す事になるからです。

 そんな危険を冒してまで閉めなくても?

 と思いますが、貴重な資源ですし一応やって置くのが大人かな?と思います。

 最後のシャワー雑菌と汗を最後に流す為です。

 必ず浴場でしっかりと体を拭きます。

 脱衣場に戻る際椅子と桶を戻します。

 脱衣場にあった時のパターンならそれもしっかり持って出ましょう。

 京都の銭湯は脱衣場と浴場の間にタオルを洗ったり、体を拭く為のスペースがもうけられています。

 それが無い県もあるそうですが、大抵あるでしょう。

 そこでもう一度しっかりと体を拭き、タオルを洗い、最後に桶とイスがあった場合はそれも拭き戻します。

 篭がロッカーに入るパターンは篭を持って空いているスペースに移動。

 入らないパターンでは篭をロッカーの中身を入れて移動します。

 必ずロッカーの扉は閉めましょう。

 鍵は記念に持って帰らないように!

 服を着替え、篭を再度叩き、ドライヤーやマッサージチェアも独占しないように!

 ここまですれば必ず礼儀正しい人に思われる事間違いなし!

 そしてジュース又はビールを買って余韻を楽しむ。

 この時私は大袈裟では無く二十回に一度、えもいわれぬ多幸感を感じる場合が有ります。

 それはランナーズハイにも似た感覚。

 銭湯に通ってて良かったと心の底から感じる幸せ。

 悦に入るとはこういうことか!と思うほど気持ちが良いです。

 ぜひこれは人生で一度味わって欲しい感覚です。

 これを味わえばもう銭湯の虜になるのは間違いないでしょう。

 まさに銭湯ジャンキーです。