さっきの落ち込みようはどこに行ったのかってぐらい笑顔になるので、自分の言ったことに少しだけ後悔してしまった
これはかなり期待させちゃったかな…
「それじゃあ、目を瞑って…ください」
「はい」
素直にわたしの言うことに従った沢城くんはゆっくりとまぶたを閉じた
うぅっ…やっぱり緊張するなぁ…
今まで自分でキスなんてしたことなかったし、それにキス自体もそんなにやってないし…
目の前にあるわたしのキス待ちの沢城くんの顔を見て、更に胸をときめかせる
うぅぅっぅぅぅ…
心臓の音がバクバクとうるさい
でもやるって言っちゃったんだから、ここでやっぱなしってのもずるいよね
よしっ!
意を決した私は大きく息を吸い、沢城くんの顔に自分の唇を接近させ、そして
ちゅっ

