さっきは眼鏡かけてて、よく見えなかったけど、眼鏡を外した沢城くんの目元はとっても綺麗だった
ついこの間も思ったが、まつ毛長いし、薄らだけど涙袋があり、そしてなんといっても羨ましいのがくっきりとした二重
天然の二重、羨ましすぎる!!
そんな感じで見惚れていると、先輩と呼ばれ、我に返る
「ご、ごめん!じゃ、じゃあこれは?」
沢城くんに目の前で指を3本立てる
けれども本当に見えてないのか、沢城くんは指を凝視して、眉をひそめる
「…?」
首を傾げる沢城くんは徐々に顔を近づけてくるが、まだ見えないらしい
へぇー…本当に見えてないのかぁ…
と思ったとき、わたしは何か異変を感じた
沢城くん、ちょっと近づきすぎてない?
気付くと沢城くんの顔は目の前にあり、さすがにちょっと吃驚してしまったが、み、見えてないのなら仕方がないと出来るだけ沢城くんの綺麗な顔を見ないように、視線をそらす

