黙ってあたしを抱きしめ、首筋に軽く唇を当てる。 それは、いつもの合図だった。 拒絶することも抵抗することもなく、ゆっくりと背中に腕を回せば 静かに体が離され、熱いキスをされる。 一ヶ月ほど前から始まったあたしたちの関係 いわゆる“セフレ”という関係は ある意味、友達以上恋人未満という言葉がピッタリだった。