「バイク」
秀一郎様の一言は、とんでもない事態を引き起こす。
「せやった、スタイリストのネーちゃん、バイクに乗って来てん」
「あの、じゃあ……そのバイクで? 」
「免許もっとるし、エエやん」
事故ったらどうなるの? あたしの責任問題になるって。
ダメです! と言い切る前に、スタジオを長い足で飛び出して行く2人。
ううっ、事故に遭っても知らない。
辞表書いて置かないとな、本当に。
自分もスタジオを出て、地下鉄で1人移動する。
タレントさんの管理すら出来ない自分の無力さに打ちひしがれていると、敬介からのメールが届く。
『志穂
大変だよね、でも
頑張って。
またそっちに行く仕事 があるから、グチなら 聞くよ。 』
ありがとう、恋人よ。
少しだけ元気が出た、だから、もうちょっと頑張ろう。
秀一郎様の一言は、とんでもない事態を引き起こす。
「せやった、スタイリストのネーちゃん、バイクに乗って来てん」
「あの、じゃあ……そのバイクで? 」
「免許もっとるし、エエやん」
事故ったらどうなるの? あたしの責任問題になるって。
ダメです! と言い切る前に、スタジオを長い足で飛び出して行く2人。
ううっ、事故に遭っても知らない。
辞表書いて置かないとな、本当に。
自分もスタジオを出て、地下鉄で1人移動する。
タレントさんの管理すら出来ない自分の無力さに打ちひしがれていると、敬介からのメールが届く。
『志穂
大変だよね、でも
頑張って。
またそっちに行く仕事 があるから、グチなら 聞くよ。 』
ありがとう、恋人よ。
少しだけ元気が出た、だから、もうちょっと頑張ろう。