「志穂ちゃん、これからも頑張って。米山さんと二人三脚で」
「はい……」
肩をポンと叩いてから、両腕を広げてあたしに抱きつく。
意外な展開にポカンとしていると、先輩は強く抱きしめてからクスっと笑った。
「大丈夫、僕にはちゃんと恋人が居るから」
「誰ですか? 」
「それは……」
言いかけた瞬間、ドアがバタンと開く。
「ちょっとぉー、ムコちゃん」
「なんですか? 蘭子さん」
「私というものがありながら、ソレは無いんじゃない? 」
「誤解ですって、志穂ちゃんに良く頑張ったって」
どうやら、相手は蘭子さんらしい。
あたしを放り出して、イチャイチャし始める2人に対して心配になるけれど、まあ、幸せならそれでいいやと事務室を出る。
店内恋愛禁止の掟は、もうクミさんとミミちゃんで破れてるし。
「はい……」
肩をポンと叩いてから、両腕を広げてあたしに抱きつく。
意外な展開にポカンとしていると、先輩は強く抱きしめてからクスっと笑った。
「大丈夫、僕にはちゃんと恋人が居るから」
「誰ですか? 」
「それは……」
言いかけた瞬間、ドアがバタンと開く。
「ちょっとぉー、ムコちゃん」
「なんですか? 蘭子さん」
「私というものがありながら、ソレは無いんじゃない? 」
「誤解ですって、志穂ちゃんに良く頑張ったって」
どうやら、相手は蘭子さんらしい。
あたしを放り出して、イチャイチャし始める2人に対して心配になるけれど、まあ、幸せならそれでいいやと事務室を出る。
店内恋愛禁止の掟は、もうクミさんとミミちゃんで破れてるし。


