やっとの思いで食事を終えて、2人を部屋の前まで送り届ける。
「今日はゆっくり休んで下さい、また明日の朝、学校ですから」
「やかましい、言われんでもそうする」
「ですよね、じゃあ、お休みなさい」
自分の部屋に戻り、携帯電話を手に取った。
こんな時は、誰に相談すればいいんだろう。
お父さんは退院したとは言え、本調子ではなく店を休んだままだし、蘭子さんはママ役で忙しい。
浩さんなら……と思ったけれど、木村専務の奥さんだけに相談は出来ないし。
敬介も、今はMANNZAIーGPを控えて忙しいからダメ。
どこにも相談出来ない悩みをヒザと一緒に抱え、時間だけが過ぎて行く。
となりからも、今夜は物音1つ聞えなかった。
「今日はゆっくり休んで下さい、また明日の朝、学校ですから」
「やかましい、言われんでもそうする」
「ですよね、じゃあ、お休みなさい」
自分の部屋に戻り、携帯電話を手に取った。
こんな時は、誰に相談すればいいんだろう。
お父さんは退院したとは言え、本調子ではなく店を休んだままだし、蘭子さんはママ役で忙しい。
浩さんなら……と思ったけれど、木村専務の奥さんだけに相談は出来ないし。
敬介も、今はMANNZAIーGPを控えて忙しいからダメ。
どこにも相談出来ない悩みをヒザと一緒に抱え、時間だけが過ぎて行く。
となりからも、今夜は物音1つ聞えなかった。