マンションを後にして、待ち合わせのネットカフェに入る。
しばらくすると、敬介がやって来てくれた。
「志穂ー会いたかったよ」
「昨日、会ったばっかりでしょ。ほら、座って」
「うん」
可愛いうなづき方は、とてもイケメン芸人には見えず、一人の男の子のようだった。
あたしの横に座り、用意していたコーヒーに口を付ける。
「おいしいなー、志穂のコーヒー」
おいおい、それはここのコーヒーですよ。
「敬介、渡したい物って何? 」
まさか、婚約指輪とか言わないよね、返事もしてないのに。
「これ、移動中に作ったんだ」
紙袋の中から取り出したのは、何かの機械だった。
それも小型で、ボタンの様な物とアンテナの付いた携帯サイズの機械。
しばらくすると、敬介がやって来てくれた。
「志穂ー会いたかったよ」
「昨日、会ったばっかりでしょ。ほら、座って」
「うん」
可愛いうなづき方は、とてもイケメン芸人には見えず、一人の男の子のようだった。
あたしの横に座り、用意していたコーヒーに口を付ける。
「おいしいなー、志穂のコーヒー」
おいおい、それはここのコーヒーですよ。
「敬介、渡したい物って何? 」
まさか、婚約指輪とか言わないよね、返事もしてないのに。
「これ、移動中に作ったんだ」
紙袋の中から取り出したのは、何かの機械だった。
それも小型で、ボタンの様な物とアンテナの付いた携帯サイズの機械。


