はい、万里也の不機嫌メーターが急上昇。
秀一郎は、メガネの奥に静かーに怒りをたたえていますよ。
「なあ、ええか? 」
「ん」
いつもの合図です、はいダメーっ!!
しかし、今日はここで負けていられない。
とにかくこの場を鎮めないと、店の中でモメるのはよろしくない。
「ま、まあ、落ち着いてちょうだい。ここはお店の中なのよ、大人しくしてないと、また米山さんの耳に入るから」
『米山』という単語に、ビクっとする万里也。
だけど、秀一郎の表情は全く変わらない。
弱みを握られているのは、万里也の方みたいだ。
「さー、お食事お食事。マージナルさんもどうぞー」
よし、この場は何とか押さえた。
安心してトマトソースのスパゲッティを口へ運んでいると、向島先輩が到着する。
秀一郎は、メガネの奥に静かーに怒りをたたえていますよ。
「なあ、ええか? 」
「ん」
いつもの合図です、はいダメーっ!!
しかし、今日はここで負けていられない。
とにかくこの場を鎮めないと、店の中でモメるのはよろしくない。
「ま、まあ、落ち着いてちょうだい。ここはお店の中なのよ、大人しくしてないと、また米山さんの耳に入るから」
『米山』という単語に、ビクっとする万里也。
だけど、秀一郎の表情は全く変わらない。
弱みを握られているのは、万里也の方みたいだ。
「さー、お食事お食事。マージナルさんもどうぞー」
よし、この場は何とか押さえた。
安心してトマトソースのスパゲッティを口へ運んでいると、向島先輩が到着する。


