カラッポの君-恋計画-


ワタルとコンビニに行くと、思ったよりも常識があると分かった。

すっとカゴを持ってくれたし、さっさとレジで支払いも済ませてくれた。

悪いのはその口か。

なんだかワタルが余計分からなくなりそうだ。

だけど、あのとき。


やめろ――


安心、した。

助かったって、思ったんだ。

どうしてかな。

ワタルの前ではあたし、泣いてばっかりだ。