カラッポの君-恋計画-

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「……何やってんだ」

カップ麺にお湯を注いで、テツが呆れて言った。

「せっかく作ったチャンスを。泣かせてどうするよ」

「あっちが勝手に泣いたんだ」

「ワタル、いいか。そうゆうときは慰めんだよ」

「はぁー…」

俺はため息をついた。

帰るなり、ニヤニヤしたテツを見て嫌な予感がした。

“あの年上の女、俺にぞっこんでさ”

テツがそう言ったことで、何もかもつながった。

西川アユムを失恋させるために、公園へ女を向かわせたってワケか。