「……そっちこそ」 ワタル、だ。 こんなセンチメンタルなときに。 一番会いたくないっての。 「買出し」 大きな袋をワタルは重そうにベンチに置いた。 「……何コレ。インスタントばっかり」 「ああ」 「早死にするよ」 「別に。食えりゃなんでも」 「また。なんでも?」 「うっせ」 なんだっての。 会話したくないなら来ないでよ。 「何か用?」 あたしはそっぽを向いた。