カラッポの君-恋計画-


「ちょっとっ」

今にも怒り出しそうな所へ、

「お前なんてことっ」

タイミング良くテツが現れる。

「申し訳ございません。すぐに弁償を」

「え、ええ」

女はやたら俺たちを見る。

それもそうだ。

「あ、わたくしプロデューサーをしておりまして」

テツが首からぶらさがっているカードを見せたが、それは昨日パソコンで偽造した。

「芸能関係なのかしら」

かかった。簡単だな。