人知れず、夜泣き。




 「・・・言いました。 ヒドイ事、言いました。 すみませんでした」

 修くん、ワタシと美人秘書の嘘に騙されて下さい。

 美人秘書に頭を下げる。

 そんなワタシに一瞬驚きながらも『ほら!! ワタシは嘘なんか言わない』と、美人秘書が修くんの腕に絡みついた。

 「桜、何言ってんの??」

 修くんが、怒った様な目でワタシを見る。

 「・・・すみません。 お昼休憩、もう終わりなのでお店戻ります」

 修くんの視線から逃げる様に、社屋へと走った。