人知れず、夜泣き。



 お昼休みになり、百花と一緒にお店の近くの定食屋さんへ。

 2人共同じ日替わり定食を注文。

 待たせる事なく運ばれてきた定食のお味噌汁を一口啜った百花が口を開いた。

 「・・・あの秘書の女、絶対橘くんの事狙ってるよね」

 「・・・うん」

 修くんは、美人秘書の気持ちに気付いているのだろうか。

 「あの女には気をつけなさいよー」

 『やたら橘くんにくっつくし。 まじ嫌な女』と言いながら、百花がボリボリと漬物を噛み砕いた。

 気をつける・・・どうやって??

 シゴトのパートナーの2人を引き離す事なんて出来ないし。