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長い授業が終わり、帰る準備をしていた。
「あ、今日委員会だ...」
星夜が呟いた。
それに反応して優雅が「え〜?4人で帰れねーじゃん」と拗ねた。
「ごめんごめん!!」
顔の前で手を合わせて謝る星夜。
「じゃあさ、待ってようよ!星夜のこと」
私が言うと...
「「さんせーい!」」
陽葵と優雅が声を揃えて言った。
「え、いいよー!遅くなるかもだし...」
星夜は思いっ切り首を横に降った。
「んじゃ、頑張れ〜!俺ら裏の堤防で待ってるから」
優雅が手をあげ教室をあとにした。
それに続き陽葵も手を振り「頑張って」と言った。
私は最後に教室をでた。
「てきとーにやればだいじょぶ!」
そう、笑ってみせた。