毎朝、一緒に登校し、帰りも4人だ。

1度も違う人と登下校したことがない。

喧嘩は、するけれど、その時はその時だ。

「あ!今日確か数学小テストだったよね?」

星夜が立ち止まって言った。

「確かね....」

陽葵が鞄をあさりながら言った。

「やっべ、勉強してねー・・・」

「あったあった、うんテストだね〜」

陽葵が1枚の紙を見せてきた。

「うわぁぁああ....やばい....」

優雅は、頭をクシャクシャしながら呟いた。

陽葵と星夜は頭がいい。

私は、それなりに....

肝心なのが、優雅だ。

優雅は、順位が後ろからかぞえた方が早い。

「まぁ、蒼には勝つけど」

そんな、優雅に鼻で笑われた。

「は、はぁぁあ?!優雅に負けるわけないし!」

私は、優雅に指をさし、大声で言った。

「いや、蒼に勝てるわ」

今度はドヤ顔で見てきた。

「優雅に負けたら私死ぬよ?」

「死ねよ、バーカバーカ」

クソ野郎!まぢ腹立つ!

そんな事を話してる間に学校に着いた。