「…わかった。ではまず質問1、今回の件につくて何か知っていることは?」
「う〜ん…ない!」
「質問2、さっき君が発動した魔法だが〈氷壁〉であってるな?」
「うん!」
元気よく答えるその姿はとても地味な男とは思えない。
「そうか…〈氷壁〉は中級魔法だがあれほど大規模なのはそれなりの魔力もいるだろう。君は魔力は何ランクだい?」
その時一瞬だが斎藤の表情が変わった気がした。
多分他の奴は気づいてないだろう。
斎藤 柚。
何故か親近感がわく不思議な奴だ。
薔薇野side end
桜舞うこの季節
出会ったのは偶然か
それとも必然か
舞え舞え桜のように
柚side
俺の周りには数名の生徒と教師たち。
因みに他の人達はまだ氷の壁の中だったり。
只今教師の1人に質問されてます。
「そうか…〈氷壁〉は中級魔法だがあれほど大規模なのはそれなりの魔力もいるだろう。君魔力は何ランクだい?」
魔力ランク…か。
「Cランクです!」
