突然のキスはひどく嬉しくて、でもなんだか気恥ずかしくて。

だけど私に一番大ダメージを与えたのは、身を翻したハルが耳まで真っ赤になっていたことだった。
どうやら本人も結構恥ずかしかったらしい。

「ああもう!かわいい小悪魔め!」

私は誰もいない教室で思いっきり叫んだ。


end.

→あとがき