「あのさ、、、」


「う、ん」


どーしよー!


緊張してきた、、、


なんでかわかんないけど



あれ?



「聖也、」


「なに?」


「もうすぐ、雪が降るよ」



聖也は目を丸くしてた


「音が聞こえたのか?」


「うん」


シャンシャンシャン

ってベルのような音が

私たちを包み込むように

流れてるんだ



はらはら


あ、雪だ



「すげー、、、雪だ、、、」


「そーだね」


白い光が私たちの上から舞い降りているようだった


「雪那」

「なに?」


そこにはさっきと同じ真剣な顔をした聖也がいた




「俺、お前のことがずっと前から好きだった。俺と付き合ってくれねぇか?」