「びっくりするよねー」 困ったように笑いながら美鈴が言った 「実はねー、中学のころから好きなんだ。体育祭の時に助けてもらって、そこから気になり始めていつの間にか好きだった。」 美鈴の顔は さっきの空き教室にいた子と似ていた 恥ずかしそうだけど、幸せそうな顔してる 、、、悔しいけど、私は美鈴に適わない 私なんかより、美鈴のほうが聖也のことが好きだって伝わってくるもん 「頑張ってね!私応援してるよっ!!」