ランク世界~また君と~


「本題・・・ですか。そうですね・・・。多分、自分では分からないと思うけど。今日の戦闘、最初何か・・・痛みを感じていたようですね。君だけで無く、ナナミも。」

浦波は、そうしゃべりながら椅子に腰掛けた。

「確かに、頭が痛かった。・・・頭の中に、膨大な量の情報が流れ込んで来るみたいで・・・。頭の中に、幻影みたいな映像が流れたんだ。・・・・そこに、目の前に。髪の長いナナミが、いた。」