「おじゃましてます。」 三津谷は笑顔でそう言うが、浦波がこの男が本当にそう思っているはずが無いと、直感的に分かっていた。 部下たちからは、好青年として好かれているようだが。 それに、顔立ちもきれいだ。 あやしげなサングラスなど掛けていても、違和感が無い。 女性の部下などでは、ファンクラブを作る動きまで出ている。