ランク世界~また君と~


「まだ聞きたいことはあるだろうけど・・。悪いけどもう戦闘テストの時間なんだ。」

浦波はベッドサイドから立ち上がり、前髪をかき上げた。

「あれ、忘れないようにね。」

机の上の二丁の拳銃を指さし、ニッコリと笑う。
浦波は、ドアの付近で少し躓いてうわわ・・・とよろめいた。