重いものが腕に来る、とかまえたのだが・・・。

「・・・・軽い・・・?」

人間って、こんなに軽かったっけ?
・・それとも、レプリカだから軽いのか。

・・・女だから軽いのか。

ぐったりとした様子の彼女は、いまだ眠っているようだった。
スゥ、スゥと寝息が聞こえた。