ダダダダダダダッ!!!

激しく、重々しい足音が廊下から響いてきた。
それは、オレの部屋の前で急停止した。
同時に、部屋の扉が開かれる。

「何かあったのか!!??」

浦波が、白衣が乱れた格好でつっこんできた。
色白の顔が、真っ赤に染まっている。