長い、とても長い道だった。 いや、もしかすればそう感だけなのかもしれないが。 三津谷は・・・・どこに向かっているのだろう。 感覚が、おかしくなりそうだった。 途絶えることなく、むしろ増していく緊張。 ただただ規則的に歩き続ける、この体は自分のものなのだろうか。