ランク世界~また君と~


「こんなに早く正解にたどり着く、か。記憶も戻ってくる傾向があるようだし、次か・・・その次のレプリカで成功するかな?」

「何が・・・あんたら、オレたちをこんなに作って、何がしたいんだよ!」

三津谷は、にこ、と口角を上げるとオレの肩を叩く。

「ッ・・触るな!」

その手をはたくと、三津谷は「酷いな。真実を見せてあげようとしたのに。」と呟いた。

「真実・・?」

「見たいだろう?聞きたいだろう?知りたいだろう?_____自分の、本当の姿。」