『……今、学校だよ!!部活中だよ!!どうしたの風花先輩?』 「そっか……ううん、なんでもないよ」 『あ、まっ』 プチッ 柊くんの言おうとしていることを無視して切った。 もういいよ。 ウソツキ すぐそこで昨日見た女の子と肩を並べて仲良さそうになにか見ているくせに。 目に涙を浮かべながら二人にバレないように店を出た。