あたしはウサギ。~飼い主は悪魔さん~





「ねぇ、隼斗くん…」





「なに?」






「隼斗くんは、あ、あたしのこと…す」








どうしても気持ちを確かめたくて、聞こうとした時。










「た、橘先輩!!」








玄関で待ってた、赤いマフラーの可愛い女の子。





…顔を真っ赤にして、手が震えてた。