イチゴ大福



「うるさいな。」

雅人は私に声をかけてきた。

「ほんとにね。」

私が返す。

「騒ぐなら巻き込むなよって顔してるよ。」

私の顔を見てそう言った麻妃。


「あら、顔に出てたか、
私もまだまだだね。」

「大丈夫。あの子達の前ではちゃんと笑えてたよ。」

さとすように言った麻妃。

「まじか、よかった。」