イチゴ大福


そう言った瞬間、全員が恭弥さんの方を向いた。

「え、いやぁ、何も考えてなかったんだけどなぁ。
でもよ!こいつ、仲間に入れたいんだよ!」

そう言ったあと、みんなの顔色を伺うようにキョロキョロし始めた。

「いいんじゃないの?」

そう言ったせいじさん。

「そうだよな!ありがとう!!!」

そう言ってせいじさんに抱きついた恭弥さん。

え、きもいぞ…、

「俺は…せいじさんと恭弥さんが納得するなら良いよ。それで。」

そう言った赤髪。

残りの二人も静かに頷いた。

いや、でもよ、

「俺はなる気ないんだけど。」

俺がそう言うと、

「そんなことゆーなって!」

そう言ってバシッと俺の背中を叩いてきた。

「いってぇ、」

そう言って睨むと、

せいじさんが口を開いた。

「じゃあさ、1ヶ月だけ俺らと一緒にいないか?
それでも一緒にいたくないってゆーなら、それはもう諦める。それでいいだろ?恭弥。」

「…いいよ。」

そう、渋々頷いた恭弥さん。

「…仕方ねーな。」

それで諦めてくれるなら、

それが一番楽だな。